教旨
大正大学硬式野球部は、大乗仏教の「智慧と慈悲の実践」という大学の建学理念を、大学野球を通して実践します。
「智慧」とは、正しく物事を判断して決定することです。野球は常に正しい判断が求められます。試合では、選手個々が一つのプレーにおいて正しい判断を積み重ね、試合の流れを掴むことによって勝利を収めることができます。その正しい判断ができるようになるためには、日々の正しい精進の繰り返しによって養われていきます。
「慈悲」とは、他者と一体となり、そこから何かを学びとり生かしていくことです。野球は、個々の長所を生かしながらチームプレーを実現し、相手チームと対戦します。常に他者の立場になり、その思いや気持ちを汲みとることよって、チームメイトへの親愛の気持ちや、相手チームへのフェアプレイの精神が育まれていきます。
4年間、大学野球を通じて「智慧」と「慈悲」を実践することによって、自らを頼りとして生きていく力を養い、社会に貢献する人材を輩出していきます。
部訓
一、正しい精進を積み重ねる
一、整理整頓して掃除をする
一、笑顔で元気な挨拶をする
一、感謝の気持ちを忘れない
一、素直になり謙虚にふるまう